昨日「世界一受けたい授業」という番組を観ていたら、オノ・ヨーコ氏が出演されていました。
正直に言えば、私はあまり、彼女の活動に詳しくはありません。
芸術にも暗いので、彼女の表現には、全く理解の及ばない部分も少なくありません。
私には、出演者の中にも、彼女のパフォーマンスに困惑している様子の人がいたように思えました。
しかし、彼女は、そうした反応も含め、全てを受け入れていました。
たとえば、ばらばらに砕けた陶器の器を、皆で修繕する「メイディングピース」というパフォーマンスを行った際、
「見つかった!」
「くっついた!」
といった出演者の一言一言に、
「すばらしい!」
といった言葉を返す。
さらに、つながったピースにサインをし、スタジオの雰囲気がすっかりサイン会場と化しても、喜んでサインを続ける。
その際、「本来の目的と違う」といったことは一切言わず。
イスを初めて見た人の気持ちになって、それが何であるかを考える「コンフォート・チェア」というパフォーマンスでも、
他の出演者が「ボケ」ていきなり座ろうが、イスを持って振り回そうが、ひたすら褒めたり応援したり。
彼女は、出演者が遊んでいても、おどけていても、困惑していても、ひたすら肯定的な言葉を発し続けていました。
芸人にとってはやりにくいかもしれない、などと余計な勘ぐりもしましたが、とにもかくにも、ひたすら出演者の行動を肯定している姿に、感心させられてしまいました。
・・・「感心」などというとずいぶんえらそうですが。
このように、徹底して人を認め、受け入れる姿勢は、長年の活動の中で育まれたものなのでしょうか。
だとしたら、私のように、「世界平和」や「愛」といった言葉といまいち素直に向き合えない人の背中を押そうとする中で、身に付けられたのかもしれません。
オノ氏のそういった態度を見ていて、「コーチング」という言葉を思い出しました。
2009年01月11日
人の行動、考えを受け容れる(コーチングについて)@
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